賃貸物件運営の際の資金計画と一括借り上げを採用した成功体験例

「建築費用」

2つ目の「建築費用」については、いくつかのメーカー担当者から、建築資金及び付帯費用について、「金利が低下しているので全額借入という手もある」という提案もありましたが、それまでに戸建てマイホーム30年ローン(20年目に残金前倒し一括繰り上げ返済)をした経験もあることから、自分が住み、自分の収入から支払っていくものならまだしも、「30年間、満室に近い高水準の入居率があるとも思えず」、最低でも30%は頭金として現金を用意しなければという個人的な結論に至り、結果40%弱の頭金を入れ、60%20年でということにしました。
3つめの「建築資金回収の目途」は、直前でも触れた「将来にわたって入居率」の推移がイマイチ不透明で、数件の不動産賃貸仲介会社に足をんでみて、ちょっとびっくりするようなキーワードを聞いてしまったのです。
そのキーワードは「新築であっても、すぐに満室にならず、2部屋〜3部屋空きが出る物件がある」というのです。
これにはびっくりしましたが、すでに建築会社との契約交渉は進んでおり、そこで「家主と仲介業者さんの間に、建物の一括借り上げをして賃料を代払いしてもらう」という仕組みがあるということでした。
一括借り上げの仕組みは単純明快で、「家主と管理会社の間で建物を一括借り上げ契約を締結した上で、賃借人さんからの賃料を管理会社が集金して、毎月決まった日に家主に支払う」と仕組みで、形態としては「貸主は家主、借主は管理会社ということ」です。
サラリーマンを兼ねている私にとっては、数%の手数料は引かれるものの、非常に有効な手段に感じました。
契約が有効な限りは、運用して10年が経過する今でも、契約通り管理会社より毎月ほぼ一定の入金があり、そこからローンを支払い十分に経営が成り立っています。

メリットもデメリット「鉄骨建て」「建築費用」